胃もたれ
胃もたれ
- 胃もたれって何?
- 胃もたれとは、食後や食間に胃が重たい、気持ち悪いと感じる症状のことを差します。脂の多いものを沢山食べたり、暴飲暴食をした後に起こりやすいです。
日常生活の中でも比較的起こりやすい症状でもあるため、胃もたれを感じても気にされない方が多いですが、胃もたれが起きているのにも必ず原因が存在するため、症状が長引く場合には注意が必要です。
胃もたれの原因
・ストレス
ストレスは自律神経系のバランスを崩す一つの要因です。自律神経系のバランスが崩れてしまうと、胃の働きが低下してしてしまい、胃もたれが生じます。
・加齢
胃の「ぜん動運動」とは一定の時間を経て食べ物を消化しやすい状態に変化させて、小腸に送り出す機能のことです。ストレスと同様に、加齢はこの「ぜん動運動」の機能を低下させてしまいます。その結果消化に時間がかかり、胃に長く食べ物が残留してしまうため胃もたれが起きやすくなります。また年齢を重ねると胃の粘膜を守る血流が低下してしまい、胃に不調を来すこともあります。
・消化器疾患
胃もたれの原因として、下記の疾患が挙げられることもあります。そのため「胃もたれ」を放置しておくことは危険な可能性もあります。疾患があった場合、早急に適切な 診療を受けることが大切です。詳細については下記から説明していきます。
- 胃もたれから考えられる疾患
- ・胃がん
・胃潰瘍
・十二指腸潰瘍
・機能性ディスペプシア
胃もたれが頻繁に起こる場合には、上記の可能性があるため注意が必要です。
この中でも、特に注意が必要なのが<胃がん>です。若年層による癌疾患の発症も可能性としてはあるため、「自分は若いから問題無いだろう」という考え方は避けましょう。 消化器症状の裏には様々な疾患が潜んでいる可能性があるため、気になる症状が続くようであれば、必ず内視鏡検査を受けましょう。
- 胃もたれの治療方法
- 胃もたれを改善するためには、生活習慣の見直しが必要不可欠です。
具体的には、下記のことに気を付けるようにしましょう。
・食事を腹八分目に抑える
・バランスの良い食事を取る
・食直後に激しい運動をしない
・暴飲暴食を避ける
・過度な飲酒をしない
・睡眠時間を充分に確保する
・運動習慣を作る
・タバコを吸わない
・カフェイン(緑茶・紅茶・ウーロン茶・コーヒーなど)を摂り過ぎない
これらをしっかり行っても胃もたれが改善されない場合には、何らかの消化器疾患に罹患している可能性が高いので注意が必要です。必ず内視鏡検査を受けましょう。
- 当院の胃カメラ検査
- 胃もたれの裏に消化器疾患が潜んでいるかどうかを判断するためには、内視鏡検査(胃カメラ検査)が必要となります。胃カメラ検査は「辛い」、「苦しい」というイメージが世間ではありますが、当院では良質な内視鏡検査を提供できるよう、日々研鑽を積んでおります。
内視鏡検査を受けることを検討されている方は、下記より当院の胃カメラ検査の詳細をご確認下さい。
- 胃もたれでお困りの方は当院へ
- 当院は消化器・内視鏡専門クリニックとして、消化器症状の外来診察に力を入れております。また、できる限り患者さんに苦痛が少なく質の高い内視鏡検査を提供できるよう、様々な工夫を凝らしています。
「胃がもたれて気持ち悪い」、「症状が長く続いている」、このように不安を抱えていらっしゃる方は、まずは一度当院にてご相談下さい