胃カメラ(上部消化管内視鏡検査)
これらの症状がある方は、何らかの消化器疾患に陥っている可能性があるため、胃カメラ検査を受けることをお勧めします。内視鏡で消化管内部を観察することにより、症状の原因となっている疾患を発見することができます。できる限り早期に疾患を発見し、適切な治療を行うことが重要です。
上部消化管内視鏡検査(胃カメラ)
- 胃カメラ検査とは
- 上部消化管内視鏡検査は、通称「胃カメラ」とされています。
内視鏡を口や鼻から挿入し、先端についている超小型のカメラで胃の様子を画面に映し出して検査を行います。内視鏡は外径約5mm程と非常に細いので、経口・経鼻とどちらにしても、適切な処置を行えば苦痛も少なく検査を受ける事ができます。当院では患者様に併せた検査が可能です。
当院では、早期胃がんの発見に力を入れて取り組んでおます。そもそも、早期胃がんを発見することは困難とされていますが、当院では高い発見率を誇ります。
- 当院の胃カメラ検査の強み
1経鼻内視鏡検査が可能
- 経鼻内視鏡検査は俗にいう”鼻から胃カメラ”です。口から胃カメラ検査を行う場合、「おえっ」とする咽頭反射を起こしてしまうケースが多いですが、鼻から胃カメラ検査を行う場合は、喉にスコープを直接通さないため咽頭反射が起こることがほとんどありません。反射の強い方や安心して胃カメラ検査を受けたい方には経鼻内視鏡検査をお勧めしております。
2豊富な検査実績
- 胃カメラ検査 (2011年度〜2021年度までの実績)
2011年度 | 298件 | |
2012年度 | 542件 | |
2013年度 | 747件 | |
2014年度 | 863件 | |
2015年度 | 1,041件 | 発見された胃がん100名 (1.0%) |
2016年度 | 1,090件 | |
2017年度 | 1,106件 | |
2018年度 | 1,195件 | |
2019年度 | 1,050件 | |
2020年度 | 1,192件 | |
2021年度 | 1,303件 | |
合計 | 10,425件 |
3静剤を用いた苦しくない胃カメラ検査
- 当院ではご希望の患者様に対して、鎮静剤を用いた胃カメラ検査を行っております。「おえっとするのが苦手」、「苦しい思いをしたくない」という方には、お勧めの検査方法です。
3最新機器の導入
- 当院では最新の内視鏡機器を導入しており、質の高い胃カメラ検査を提供することに注力しています。より安全・安心の胃カメラ検査を心掛け、患者さんに笑顔でお帰り頂くことを第一としております。
- 検査の流れ
検査の前日
・夕食は当院より指定した時間までに済ませて下さい。
・水分の摂取は自由です。ただし、牛乳、コーヒーなど色の付いたものは避けて下さい。
・薬は通常通り服用して下さい。ただし、医師から中止の指示があった薬剤は飲まないで下さい。
・入れ歯はグラグラするようでしたら外して下さい。(めがねはつけたままで問題ありません。)
検査当日
・朝食は取らないでください。
・歯磨き、少量の飲水は結構です。
・薬の服用は基本的にはしないで下さい。
・入れ歯や眼鏡などは外して下さい。
・ガードルやコルセットをつけている場合、検査前に外しておきましょう。
1受付(新患申込書・問診票記入)・問診
- 看護師の指示に従ってご記入下さい。分からない事などございましたら、お気軽にお尋ね下さい。
2問診
- 内視鏡(胃カメラ)検査を行う事前チェックとして担当の看護師が問診を行いますので、質問にお答え下さい。検査を受ける臓器によって問診内容が異なります。
3診察
- 検査前に、院長が診察を行います。検査を行うにあたり問題がないかを確認します。また、検査前処置や検査方法など、検査完了までの流れを説明します。
4検査
- 内視鏡(胃カメラ)検査を行います。力を抜いて楽な姿勢で受けて下さい。検査は5~10分で終わります。
5検査前処置
- 消泡剤を飲みます。
まず胃の中の泡を取り除き、胃の中の壁をきれいにします。
・口からの検査の場合、のどに麻酔を塗布します。
・鼻からの検査の場合、局所血管収縮剤をスプレーします。鼻からの出血を防ぎ、鼻の通りをよくするために行います。スプレーは風がシュッと入るような感覚で、ほとんど痛みはありません。
6休憩
- 検査が終わって身支度を整えたら、ゆっくり休んで下さい。気分が悪い時は、すぐに看護師に伝えて下さい。お休みいただいた後、看護師より検査後の注意事項の説明があります。
7検査結果説明
- 画像をご確認頂きながら、検査結果の説明を行います。
- 胃カメラ検査で発見できる疾患
- 胃カメラ検査では、下記のような疾患を発見することができます。
・逆流性食道炎
・胃がん
・食道がん
・胃潰瘍
・十二指腸潰瘍
・ピロリ菌感染症
・胃アニサキス症 など
いずれの疾患も、早期に発見し適切な治療を行うことが重要です。また、症状がありながらも正確な原因が分からず、不安な状態を継続していると、精神的ストレスから更に症状が悪化することがあります。専門医による胃カメラ検査を受け、症状の原因を発見することで不安な気持ちを解消しましょう。
- 胃カメラ検査の費用
検査内容 | 一割負担 | 三割負担 |
---|---|---|
胃カメラ検査 | 2000円程度 | 6000円程度 |
胃カメラ検査+病理組織検査 | 3000円〜4000円程度 | 9000円〜12000円程度 |
※対応会社 <VISA、JCB、Mastercard、AMEX、Diners、Discover>
よくあるご質問
- 胃カメラ検査は保険が適応されますか?
- 基本的に、胃カメラ検査は保険が適用されます。ただし、医師が胃カメラ検査の必要性はないと判断した上で、患者様の希望により胃カメラ検査を実施した場合、保険は適応されません。
- 胃カメラ検査の費用はいくらですか?
- 上記の料金表をご参照下さい
- 胃カメラ検査に掛かる時間はどれくらいですか?
- 大きな問題が無ければ、基本的には5~10分で終了します。
- 胃カメラ検査時に必要な持ち物はありますか?
- 特に必要な持ち物はありません。
- 受診当日に胃カメラ検査を受けることはできますか?
- 胃アニサキス症疑いなど、医師が緊急性が高いと判断すれば、検査を行うことは可能です。
胃カメラ検査の予約
- ご予約
- 胃カメラ検査を受けて頂くには、一度当院にて事前に受診をして頂く必要があります。 検査をご希望の方は下記予約システムより診察のご予約をお取り下さい。